職員研修 人権の歴史フィールドワーク 7月21日

夏季休業に入った7月21日、職員研修を行いました。今回は、城東の人権の歴史を学ぶため、丹波篠山市同教 啓発推進委員の方を講師にお招きし、フィールドワークを行いました。

校区内にある処刑場跡、千体地蔵、六本柳、国鉄篠山線丹波日置駅跡、中立舎等を見学しました。中立舎では、「石門心学」(江戸時代、石田梅岩が創始した庶民為の儒教の考えを基盤にした生活哲学)について、当時の幅広い世代が学ぶ地域の拠点だったことを教えていただきました。

また、1955(昭和30)年、日置、後川、雲部の3か村が合併して「城東村」になったのを契機にして新しい村おこしの全村教育が始まった歴史を教えていただきました。その頃、学校の敷地内にあった村役場の前で、アンケート調査をされ、その結果、就労の問題が最重要課題であり、「酒造出稼ぎ」の門戸開放に取り組まれた話も教えていただきました。

今でも、城東小学校の駐車場入口に村役場の面影を残す石柱があります。

校区にある歴史の点と点がつながった研修となりました。子ども達には学年に応じてぜひとも伝えていきたいと思います。

今後も夏季休業中には、ICT研修、学力向上研修、安全・保健研修、小中連携研修等を予定しています。2学期に向けてしっかりと準備していきたいと考えています。